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既卒・第二新卒必見!面接官の心を掴む「キャリアプラン」の作り方
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新卒への質問でも5年後、10年後のキャリアプランを問う質問があります。
将来性を期待するのは既卒・第二新卒でも変わりません。
外国との取引が中心の企業なのに国内だけで過ごしたい、逆に海外経験を活かしたいのに海外と触れる機会がない、そんな将来性のミスマッチを事前に防ぐために行われます。
したがって既卒の面接でもキャリアプランへの質問は頻出します。
本記事では既卒・第二新卒が求められるキャリアプランを、新卒時代のものと比較して詳しく紹介していきます。
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目次
新卒とのキャリアプランの違い
既卒や第二新卒の方々がキャリアプランを作成する際、新卒とは異なる視点やアプローチが求められます。
ここでは、特に面接で評価されやすいポイントについて詳しく見ていきましょう。
新卒が重視するキャリアプランの要素
新卒採用では、以下の要素が重視されることが多いです。
成長意欲とチャレンジ精神
新卒採用ではポテンシャルや将来的な成長が重視されます。
面接官は、学生時代の活動やインターンシップを通じてどれだけ成長意欲を示しているかを見ます。
長期的なビジョン
新卒は5年後、10年後といった長期的なキャリアビジョンを問われています。
面接官は、「この会社でどのように成長し、どのように貢献していくのか」というビジョンを確認しています。
まだ職務経験がない分、将来的な目標や夢を語りながら企業とのマッチングを図ることが求められます。
既卒・第二新卒が重視するキャリアプランの要素
一方、既卒・第二新卒の場合、これまでの経験を基にした具体的なキャリアプランが重要となります。
過去の経験と具体的な目標
既卒や第二新卒はある程度の社会人経験を持っており、職務経験から次のキャリアにどう活かすつもりか問われます。
成功体験や失敗から学んだことを具体的に挙げ、それを基にした明確なキャリア目標を示すことが重要です。
現実的な視点と即戦力
既卒・第二新卒は即戦力としての期待も高いため短期的な視点も求められます。
面接官は現実的なキャリアプランとともに、そのプランを実現するための具体的な行動を探っています。
キャリアプランの作成手順
既卒・第二新卒としてのキャリアプラン作成は、新卒とは異なる視点や経験を活かすことが求められます。
以下に、効果的なキャリアプランを作成するための具体的な手順を段階的に説明します。
STEP
自己分析
自己分析はキャリアプランを作るうえの基礎です。
これまでの仕事や学業、ボランティア活動などを通じて、自分がどのような状況で成果を出しやすかったか、逆に苦手だったことは何かを洗い出します。
できれば周りからのフィードバック集め、自分の強みと弱みを客観的なものにしましょう。
STEP
業界・企業研究
キャリアプランを具体化するには、目指す業界や企業について深く理解するのは不可欠です。
最初に、自分が興味を持つ業界の市場規模、成長性、主要プレイヤーなどを調査し、自分の強みがどの業界で活かせるかを検討します。
その後志望企業の理念や目標を理解して、自分のキャリアプランと合致しているか確かめます。
STEP
中期~長期のキャリアプランを整える
キャリアプランは具体的で現実的な目標設定が重要です。
中期目標は3~5年の指標であり、リーダーになりたいか専門性を極めたいかキャリアの方向性を確認します。
長期目標は5年以上を指しており、最終的なキャリアとライフスタイルのバランスを考え、将来的なライフイベント(結婚、家族など)との整合性を図ります。
STEP
面接で伝えるために
面接の回答は自分の経験から一貫した文章を伝えることが大切です。
過去の経験や成果を具体的な事例として挙げ、キャリアプランに繋げる原稿を作っていきます。
本番では業界や企業を選んだ理由から、会社にどう貢献できるかまで具体的に説明します。
キャリアプラン回答例(第二新卒編)
プロフィール1:山田太郎(25歳、営業職経験2年)
山田太郎さんは、大学卒業後に中小企業で2年間営業職を務めました。
主に法人営業を担当し、新規顧客の開拓や既存顧客のフォローアップを行ってきました。
彼の強みはコミュニケーション能力と交渉力です。
私は営業チームのリーダーとして、チームメンバーの育成と新規市場の開拓に貢献している姿を描いています。
法人営業で培った交渉力と顧客対応力を活かし、チーム全体の売上目標達成に向けた戦略を立て実行していきたいです。
さらに、営業データの分析を通じて効率的な営業プロセスを構築し、企業の成長に寄与していきます。
プロフィール2:佐藤花子(27歳、マーケティング職経験3年)
佐藤花子さんは、大学卒業後に大手広告代理店で3年間マーケティング職として勤務しました。
デジタルマーケティングキャンペーンの企画・運営を担当し、SNSやウェブ広告の効果的な活用に力を入れてきました。
彼女の強みはクリエイティブな発想とデータ分析能力です。
私はデジタルマーケティング部門のマネージャーとして、企業全体のマーケティング戦略をリードしている姿を目指しています。
デジタルマーケティングキャンペーンの企画・運営の経験で得たデータ分析とクリエイティブな発想を組み合わせ、ROIを最大化するマーケティング施策を実施していきたいです。
さらに、新しいデジタルツールの導入やマーケティングトレンドの先取りに努め、企業のブランド価値向上に貢献します。
プロフィール3:高橋健(26歳、ITエンジニア経験2年)
高橋健さんは、大学卒業後にIT企業で2年間システムエンジニアとして働きました。
主にWebアプリケーションの開発と運用保守を担当し、複数のプロジェクトでリーダーシップを発揮しました。
彼の強みはプログラミングスキルと問題解決能力です。
私は複数のプロジェクトを統括し、新しい技術の導入を推進している姿を目指しています。
複数のプロジェクトでリーダーシップを発揮した経験を基に、より複雑で拡張性のあるシステムの設計・開発に取り組み、チームメンバーと協力して高品質なソフトウェアを提供していきたいです。
また、技術ブログや勉強会を通じて自身の知識を共有し、業界全体の発展に貢献します。
プロフィール4:中村彩(28歳、経理職経験4年)
中村彩さんは、大学卒業後に大手製造業で4年間経理職を務めました。
決算業務や財務分析、予算管理を担当し、社内の財務プロセス改善に尽力してきました。
彼女の強みは正確な数値管理能力と分析力です。
私は経理部門のリーダーとして、企業の財務戦略を策定・実行し、健全な財務体質の構築に貢献している姿を描いています。
経理職の経験を活かし、業務効率化のための新しいシステム導入や財務リスクの予見・管理を行い、企業の成長を支えます。
また、部門内の若手社員の育成にも力を入れ、チーム全体のスキルアップを図りたいです。
プロフィール5: 鈴木恵(24歳、広報職経験1年)
鈴木恵さんは、大学卒業後にベンチャー企業で1年間広報職として働きました。
プレスリリースの作成やメディア対応、社内外のイベント企画を担当し、企業のブランド認知度向上に貢献しました。
彼女の強みはコミュニケーション能力と企画力です。
私は広報戦略の責任者として、企業のブランドイメージを一貫して高める活動をリードしている姿を目指しています。
イベント企画の担当経験を基に、効果的なメディアキャンペーンを展開し、企業のポジティブなイメージを確立していきたいです。
また、社内コミュニケーションの改善やCSR活動の推進にも力を入れ、企業全体の信頼性と社会的貢献度を高めます。
キャリアプラン回答例(既卒編)
プロフィール1:木村涼子(24歳、アルバイト経験豊富)
木村涼子さんは、大学卒業後に飲食業界でアルバイトとして働きました。
主に接客や店舗運営補助を担当し、顧客対応やチームワークを磨いてきました。
彼女の強みは、コミュニケーション能力と対人スキルです。
私は顧客サービスのスペシャリストとして、カスタマーサポート部門でリーダーシップを発揮している姿を描いています。
接客経験を活かし、お客様の声を直接反映させるプロセスを構築し、サービス品質の向上に貢献します。
さらに、トレーニングプログラムを通じて新入社員の育成に力を入れ、チーム全体のサービススキルを高めます。
プロフィール2:田中智也(26歳、フリーランス経験あり)
田中智也さんは、大学卒業後にフリーランスのウェブデザイナーとして活動しました。
主に中小企業のウェブサイト制作やグラフィックデザインを手掛け、クライアントとのコミュニケーションやプロジェクト管理を行ってきました。
彼の強みは、デザインスキルと自己管理能力です。
私はクリエイティブディレクターとして、デザイン部門を統括し、企業のブランドイメージを強化している姿を目指しています。
フリーランス経験で培ったデザインスキルとプロジェクト管理能力を活かし、大規模なデザインプロジェクトをリードし、チームメンバーと協力して高品質なクリエイティブを提供します。
また、新しいデザインツールやトレンドを取り入れ、企業の競争力を高めていきたいです。
プロフィール3: 伊藤真奈美(25歳、ボランティア経験豊富)
伊藤真奈美さんは、大学卒業後に国内外でボランティア活動を積極的に行いました。
教育支援や災害復興支援など、多岐にわたるプロジェクトに参加し、チームリーダーとしての経験も積んできました。
彼女の強みは、リーダーシップと問題解決能力です。
私はNPO法人のプロジェクトマネージャーとして、社会貢献活動をリードしている姿を描いています。
多岐にわたるボランティア経験で培ったリーダーシップと問題解決能力を活かし、効果的なプロジェクトを企画・実行し、コミュニティに対して持続可能な支援を提供します。
また、パートナーシップを強化し、多様なステークホルダーとの協力関係を築き、組織の影響力を拡大していきたいです。
プロフィール4:小林一郎(25歳、大学卒業後ブランクあり)
小林一郎さんは、大学卒業後に特に仕事をせず、数年間のブランクがあります。
これまで正社員としての職歴はありませんが、自己啓発や資格取得に取り組んできました。
彼の強みは、自己学習の意欲と忍耐力です。
私はIT企業のシステムエンジニアとして、プロジェクトをリードし、チームの一員として貢献している姿を描いています。
これまでに独学でプログラミングを学び、基本情報技術者試験に合格した経験を活かして、まずはジュニアエンジニアとして実務経験を積んでいきたいです。
短期目標としては、3年以内に複数のプロジェクトを経験し、中期目標としてリーダーシップスキルを磨きます。
5年後には、システムアーキテクトとして設計やプロジェクト管理を担い、会社の技術力向上に貢献します。
プロフィール5:中島美咲(24歳、就職活動中)
中島美咲さんは、大学卒業後に就職活動を続けており、まだ正社員としての経験がありません。
しかし、就職活動中に得た企業研究や自己分析を通じて、自己理解を深めてきました。
彼女の強みは、探究心と積極的な姿勢です。
私はマーケティング部門のアシスタントマネージャーとして、効果的なマーケティング戦略を立案・実行している姿を目指しています。
現在、マーケティング関連のオンラインコースを受講しており、資格取得を目指しています。
初期のキャリアとして、まずはマーケティングアシスタントとして経験を積み、データ分析やキャンペーン運営に携わります。
中期目標としては、3年以内にデジタルマーケティングの専門知識を深め、リーダーシップを発揮する機会を得ることです。
5年後には、チームを率いて企業のブランド価値を高める施策を実施し、業績向上に寄与します。
プロフィール3: 斉藤健二(26歳、家庭の事情で職歴なし)
斉藤健二さんは、大学卒業後に家庭の事情で就業する機会がありませんでした。
その間、家族の介護や家事を担当しながら、ビジネス関連の書籍を読んで自己啓発に努めてきました。
彼の強みは、家族思いの献身性と自己学習能力です。
私は人事部門のスペシャリストとして、採用や社員教育においてリーダーシップを発揮している姿を目指しています。
現在、社会保険労務士の資格取得を目指して勉強中です。
初期のキャリアとして、まずは人事アシスタントとして企業の人事業務に携わり、採用プロセスや労務管理を学びます。
中期目標としては、3年以内に資格を取得し、採用や社員教育プログラムの企画運営を担当することです。
5年後には、人事部門のリーダーとして、企業の成長を支える人材戦略を立案・実行し、働きやすい職場環境を構築します。
よくある質問(FAQ)
キャリアプランがうまく書けない場合の対処法
自己分析を深める⇒情報収集を行う⇒中期~長期の目標を設定するというプロセスを上では挙げてきました。
それでも難しい場合は以下の施策が考えられます。
- 短期目標から段階的に考える:まずは1年後、3年後の具体的な目標を立てます。それを積み重ねることで、自然と長期的な目標が見えてきます
- メンターやキャリアカウンセラーに相談する:経験豊富な人からアドバイスを受けることで、新たな視点や具体的なアクションプランが見えてくることがあります
- 書き出して整理する:頭の中だけで考えず、紙やデジタルツールに書き出して視覚化することで、考えを整理しやすくなります
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既卒・第二新卒ならではの悩みとその解決策
同期に対する遅れ、長期的に就職してくれるか、自信不足などが既卒・第二新卒特有の問題として挙げられます。
これらに対して心配されないようにする回答は、ポジティブに将来的なプランを語ることです。
上記の問題はいずれも空白期間に由来しています。
空白期間をポジティブに捉えられれば将来に光が見え、キャリアプランに自信が持てるはずです。
20代既卒者必見!空白期間を武器に変える面接攻略法
既卒者の就職活動で避けられない「空白期間」への質問対策が重要です。 企業は空白期間を気にかけ、その間の過ごし方や成長を評価します。 適切な回答ができないと、不...
面接でキャリアプランについて突っ込まれた際の対応法
STEP
冷静に受け止める
まずは緊張せず、質問の意図を理解することが大切です。
面接官はあなたの目標や意欲を確認したいだけなので、自信を持ちましょう。
STEP
具体例を示す
キャリアプランが抽象的にならないように、具体的なエピソードや実績を交えて説明します。
たとえ、具体的な計画がまだ曖昧でも、常に学び続ける意欲があることを伝えましょう。
STEP
柔軟に会社のビジョンと一致させる
自分のキャリアプランが応募先企業のビジョンやミッションと一致していることを説明します。
これにより、企業に対する理解と貢献意欲をアピールできます。
まとめ
既卒・第二新卒のキャリアプランは、新卒とは異なる視点で作成する必要があります。
過去の経験を活かし具体的な目標と実現のための行動計画を提示することで、面接官に自信と能力をアピールできます。
フィードバックをしてもらう際には、転職エージェントの活用も有効な手段の1つです。
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