MENU

LITALICOワークスの評判:私の体験談と一般的な評判を比較

この記事には広告が含まれます。

LITALICOワークスの評判を聞いたことがありますか?

 私の体験談を通じてその評判がどれほど真実であるかを紹介し、就職へ導いた経験を長所・短所とともに共有します。長所の中でも特に就職へのサポート体制の手厚さスタッフの優しさ、そして職場定着率の高さは、他のサービスと比較しても際立っていると考えています。

この記事を通じて、LITALICOワークスの評判の実態が把握できれば幸いです。

目次

LITALICOワークスとは

以下の説明では障碍者と一括りにされています。しかし、実際は精神医の診断を受けていれば、既卒や第二新卒でも参加できます。
年齢層を見た限り20代の人も多く、障碍を持っていそうな方はほとんどいませんでした。

実際に2年間通っていた私も障害手帳は所有していません

LITALICOワークスは、障碍を持つ人々の就職をサポートするための特別なサービスです。その目標は、障碍者が自分の能力を最大限に発揮できる職場を見つけ成功することのサポートです。LITALICOワークスは、個々の障碍者が直面する困難を理解し、それに対応するための具体的な解決策を提供します。

LITALICOワークスは都心部に偏っているものの、北海道から沖縄まで全国区に存在していました。

LITALICOワークスのサービスは、就職へのサポート体制の手厚さスタッフの優しさ、そして職場定着率の高さで評価されています。これらの要素は、障碍者が就職の道のりを乗り越えるための強力な支えです。

就職へのサポート体制の手厚さは、LITALICOワークスが提供するサービスの中心的な部分です。彼らは、障碍者が就職活動を進める上で必要なスキルを身につけるためのトレーニングを提供します。また、適切な職場を見つけるためのアドバイスやガイダンスも提供します。

  • 就労移行支援:一般企業への就職を目指す障害のある方に対して、就職に必要な知識やスキル向上のためのカリキュラムを提供します。また、自分に合った働き方を見つけるための企業インターンや、就職後に安心して働き続けるための職場定着支援も行っています。
  • 就労定着支援:就職が決まった後の「職場になじめるだろうか」「仕事はうまくやっていけるだろうか」などの不安を、企業と調整しながら一緒に解消していきます(6ヶ月経過後、任意
  • 相談支援:障害のある方の希望する暮らしを一緒に考え、計画を作成します。希望に沿った支援サービスや人を繋げ、地域とのより良い関係を築く手伝いをします。

スタッフの優しさは、LITALICOワークスのもう一つの強みです。彼らは、障碍者が直面する困難を理解し、それに対応するための具体的な解決策を提供します。彼らの優しさと理解は、障碍者が自信を持って就職活動に取り組むことを可能にします。

そして、職場定着率の高さは、LITALICOワークスのサービスが実際に効果的であることを示しています。彼らが提供するサポートのおかげで、多くの障碍者が適切な職場を見つけ、そこで成功を収めています。

LITALICOワークスの評判1:長所5つと体験談の比較

LITALICOワークスの評判1:長所5つと体験談の比較

働くために必要な手厚いサポート体制

就労移行支援単体をとっても、サポート体制は手厚いと考えています。訓練道具は単純作業への耐性を図るため、ビーズやプチブロックが多く一部の人には面倒くさく感じるかもしれません。

講座は事務的作業を行うためのビジネスマナーだけではありません。どうやってストレスを管理するか、自己分析の方法は、会社側に配慮して欲しい項目の書き方は……仕事に応募する前から後まで一律で対応してくれます。これらの教材はLITALICOが独自に作ったものであり、最初に書籍として渡された点も助かりました。

月2程度ではありますが、1人当たり20分の面接練習も受けられます。電話応対に対しても、試験を突破したベテラン利用者が実際にかかってくる電話を取る役割を担っていました。

以上より総合的に就労に必要なスキルを学べるため、サポート体制は手厚いといえます。

プログラムや設備が良い

プログラムに関しては「手厚いサポート体制」の方に書いてあるように整っています。

設備に関しては少なくとも1人当たり1台のPCは配備されています。自由時間にMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の勉強をしている人もいれば、e-typingでスコアを200まで上げることに意識を割いている人もいました。

それ以外の書籍については職員の持ち込みであるらしく、場所によって本のラインナップに大きな差が見られます。私のいた所では資格本から地元の漫画まで20冊程度置かれていました。

他の就労移行支援事業所に入ったことがないので比較して断定できませんが、事務職や技能職になるための設備は整っていると考えています。

色々な仕事について学べる

LITALICOワークスは中途のスタッフが多く、元の職業のネタも話してくれる点から利点として挙げられているのでしょう。プログラム中では事務職や技能職が紹介されています。これは障碍者を採用する側の企業が取りやすい職種であり、その範囲であれば色々な仕事を学んでいると言えるのでしょうか。

就労移行支援の種類によってはIT特化のところもあるようですが、LITALICOワークスは精神障碍者が中心な都合上汎用的な職種を取り扱っています。とはいえ大学生に人気な大企業の職種だと思って入所すると痛い目を見るのは確かでしょう。

以上の点からおすすめポイントとまで言えるか疑問視しています。

スタッフが非常に親切

個人的には非常に親切だと思っています。スタッフも20~30代の方が多く、話が通じやすいのもメリットです。プログラムについても強制されず、自由意志が尊重されます。時間外であれば雑談も歓迎してくれました。

教え方も元営業職の職員が行っていたことから丁寧です。書籍の質もあり基礎からしっかり学べる構造となっていました。

特に同年代から少し年上というのが大きく、人生の道しるべとして参考になる方々でした。

10,000名以上の就職サポート実績があり、就職6カ月後の職場定着率が90%以上

LITALICOの公式サイトで謡っていますが、実情は把握していません。しかし、就職でLITALICOを去っていった人が出戻りしてきたことは一度(それも職員)しか見ていませんので、職場定着率が高いのは確かでしょう。

ただし、障害に配慮している分自立して生活できているかは保証できません。

LITALICOワークスの評判2:短所5つと体験談の比較

LITALICOワークスの評判2:短所5つと体験談の比較

スタッフの対応が悪い

LITALICOワークスは大企業です。良いスタッフもいれば、中には対応に慣れていないスタッフもいます。また、LITALICOのスタッフは他企業からの転職組が多く、専門として福祉や心理学などを学んでいたわけではありません。結果としてスタッフの質に優劣が付いてもおかしくありません。

しかし、中途組が多い中でもLITALICOは社員の面接にも力を入れていました。聞いたところによると、事業所代表との面接が数時間に及ぶこともあるそうです。それだけ適性を厳格に見て、就職の可否が判断されています。

また万人にあった方法はありません。かんしゃく一つとっても、声を掛けるのが良いのか、別室で待機させるのが良いのか判断できないのです。

私の所属していた事業所がいい人揃いだったのもありますが、この噂は比較的間違っていると考えます。

予定を組んでもらえない

これは『どの日に来るか予定を組んでもらえない』のか『実習の予定を組んでもらえない』のかで判定が変わります。

前者だとすれば真っ赤な嘘です。むしろどの日が駄目かを伝えただけで予定が返ってくるほどです。コロナ禍で人数が制限されていた頃だと満杯になってしまう日もありましたが、(一部人気の講演カリキュラムを除き)行きたい日に行ける仕様になっていました。

後者は利用者の適性と実習の需要が噛み合っていないことが原因です。LITALICOワークスの実習は張り紙を見た限り常時行っているのは3社程度です。その他は担当者が抱えていますが、見学系が大半で実習のものはほとんどありません。わずかな企業に対して利用者の適性があっていなければ、紹介しようにもできないのです。

ちなみに実習ステージと区切られていますが、別に実習をしなくても就活ステージに移動できます。外部サイトを使う前提ならば準備ステージで就職先を見つけてきた奴もいます

以上より実習が見つからない可能性はあるが、就職する目的は十分に果たせると結論付けます。

支援員が経験不足

『スタッフの対応が悪い』の項目にあるように、支援員の多くは中途でLITALICOに就職しています。前職も接客業から事務職まで幅広く、それが良い評判の『色々な職を学べる』に繋がっているのでしょう。

研修を行っているとはいえ、訓練を積んでいる最中なのは支援員も同じです。面接の件を考えると熱意と適正がなければ就職できません。

以上を踏まえると、経験不足なのはあり得る話だが支障になり得ない範囲だということです。

昼食代・交通費が支払われない

ここまで比較的○○という判定が多く、一方的かつ中途半端な意見に聞こえたかもしれません。

しかし、これは真実だと断言します。私が所属していたときはコロナ禍の最中だったため、そもそも午前と午後でプログラムが分かれていました。しかし、それを抜きにしても昼食は職員すら自分で持ってきています。もちろんこれらは自腹であり、カップ麺で過ごしている方もいらっしゃいました。

交通費も利用者の場合は同様に支払われません。また自動車通勤も原則禁止されているため、電車や徒歩で利用する方が多くいました。

意志がないと暇

ある程度事実です。

LITALICOワークスのプログラムは強制参加ではありません。自由時間に行うことも職員の薦めこそあれど、最終的に判断するのは自分です。

利用者のやる気を第一に尊重しているわけですが、強制されないから暇とも取れてしまいます。余りにも何もしていないとこういうのがおすすめだ、と声を掛けてきます。それでも最後に決めるのは自由意志です。

なおLITALICOワークスはオフィスを想定しているので、時間中のスマホの使用を禁止しています。なお、職業やスキル習得に関係する本を読んでいる分には指摘されません。

これらをまとめると、『意志がないと暇』というのはスタッフのサポートが優しく対応してくれる点の裏返しです。

結論:長所は大方真実、短所はものによりけり

以上LITALICOワークスの評判についてみていきました。総評を箇条書きしています。

  • スタッフは自由意志を尊重してくれ優しい一方、意志がないと暇になるのも事実である
  • プログラムや教材の質も高く、事務職や技能職になるための設備は一通りそろっている
  • 転職組が多く、研修はあれど一部スキル面に不足しているケースも。しかし就職に影響のない範囲にとどまる
  • LITALICOワークスの利用費はかからないが、昼食代・交通費は支払われない

以上より、職務中に配慮が必要だと感じている人にはおすすめの就労移行支援だと考えています

PR:もっと早く障碍者求人で転職したい方へ

精神障碍者にも対応しており、障害者個人と雇用する側の双方のニーズをどこよりも深く理解しているdodaキャンパスは、オープンでなるべく早く就職・転職したい人におすすめです。

|オープン求人向け、精神障碍者にも対応|

あわせて読みたい
軽度障碍者のあなたへ: 「dodaチャレンジ」で転職の可能性を広げる 障碍を理解してもらいながら大手企業で働きたい。 A型事業所のレベルではないけど上司に配慮はしてほしい。 そういう人に向けられた、障碍者求人に特化した就職・転職エ...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次