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既卒就活者から働きたくない大学生へ送る、『とりあえず新卒就活』の大切さ
大学生活を満喫中のあなたへ。
新卒で就職したくないと感じているかもしれませんが、その背後には何か理由があるはずです。
新卒で就職することには、キャリアのスタートとして多くのメリットがあります。
多くの企業では新卒者を対象とした独自の採用制度を設けており、就職しやすい環境が整っているからです。
しかし、新卒以外の選択肢も存在します。
この記事では、新卒で就職しない理由を探り、新卒で就職するメリットと、それ以外の選択肢を探っていきます。
本記事を読んでわかること
- 働きたくない大学生が現れる理由
- 新卒が優遇される理由
- 新卒を選びたくない人の選択肢
- 働かずに生きる道
就職・転職エージェントは新卒でも無料で相談を受けられるので、リスク負担なく選択肢を検討できます。
就活エージェントは個々の企業の強みやエージェントとの相性から2~3社の利用がおすすめです。
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目次
働きたくない大学生が現れる理由
新卒で就職したくない、そう思う学生の理由を大きく4つに分けて考えてみます。ここでは進学や留学といった新卒時期を遅らせるだけの選択肢は考慮していません。
自由な時間が欲しい、何かに縛られたくない
生きていくうえで自由な時間はモチベーションに大きくつながる1要素です。しかし、新卒正社員で就活すると、最低でも週40時間の拘束が確定してしまいます。
自由な時間を求め、何かに縛られたくないという願望を実現するためには、時間管理のスキルと自己啓発が重要です。自分の時間を効率的に使うためには、計画性と自己管理能力が求められるからです。
また、自己啓発を通じて新しいスキルを習得することで、将来的に自由な働き方を選ぶ道が広がります。
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働く場所・内容・雰囲気への恐怖
今まで働いたことのない、もしくはバイト経験しかない人にとって、新卒は大きな環境変化です。また、近年ではブラック企業という言葉が流行したり、3年以内に離職する二次新卒というグループができたりもしています。このことから働くことへの不安が拭えない人もいるでしょう。
インターンシップは、実際の職場環境を体験する絶好の機会です。これにより、自分がどのような環境で働きたいのか、どのような仕事内容が自分に合っているのかを探ることができます。また、インターンシップは新しいスキルを学び、自己成長を促す機会でもあります。さらに、インターンシップを通じて得た経験は、就職活動においても大きなアドバンテージとなります。
一方、働く場所や仕事内容、職場の雰囲気についての情報収集は、自分がどのような企業を選ぶべきか、どのような仕事を選ぶべきかについての理解を深めるために重要です。企業のウェブサイトやSNS、就職情報サイトなどを活用して、情報を収集することが有効です。また、情報収集を通じて、自分が働きたいと思う企業の文化や価値観を理解することができます。
これらのアドバイスを活用することで、働く場所、内容、雰囲気に対する恐怖を克服し、自分に合ったキャリアパスを見つけることができるでしょう。
方向性が決まっていない、適性が分からない
新卒での就職先は今後の人生活動を大きく左右します。終身雇用制度が崩壊しつつあり、転職への風通しが良くなりつつありますが、最初の業種で失敗したくない気持ちは正直分かります。
しかし、新卒で就活するにあたりこの問題は避けては通れません。エントリーシートに絶対書く志望動機や自己PRに大きく関わるからです。特に自分自身が何を求めているのか、何を達成したいのかを理解することが重要です。
自己理解を深めることで、自分に合った働き方や職場環境を見つけることができるでしょう。
社会が怖い
「働きたくない」「社会が怖い」と感じてしまう原因は、人それぞれです。
しかし、多くの場合、以下のような不安や恐怖心が根底にあると考えられます。
- 失敗することへの恐怖:仕事でミスをしてしまったらどうしよう
- 周囲の目が気になる:周りの人は自分のことをどう思っているんだろう
- コミュニケーションへの不安:うまく話せなかったらどうしよう
- 新しい環境への適応:新しい環境に馴染めるか不安だ
この問題を解決するには焦らずに少しずつ進んでいくしかありません。
克服するステップについて下の記事にまとめました。
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働きたくない大学生へ、新卒が優遇される理由とは
新卒と既卒の間には、採用プロセスやキャリアパスに影響を及ぼす違いいくつかあります。新卒が既卒に比べて優位な点を3つ挙げました。
新卒採用制度
マイナビやリクナビといったサイトを見ると分かりますが、多くの企業では新卒者を対象とした独自の採用制度を設けています。特にインターンシップを経由した早期選考は、現役の学生しかなし得ません。
近年は既卒1~3年の学生にも新卒枠を開放する企業が増えつつあります。しかし、主流は現役新卒の学生であり、面接で既卒理由を聞かれるなど不利になるのは間違いありません。
以上より新卒者は既卒者や転職者と比較して採用機会が高くなります。
合同の教育・研修制度
特に大企業となると、新卒者は一括で研修制度を受けることとなります。一時期前はコロナ禍でオンラインのみとなっていましたが、最近はオフラインに戻りつつあります。
研修制度は職場で必要とされるスキルや知識を効率的に習得できるだけでなく、同期とのつながりを持つきっかけにもなります。
同期とのつながり
新卒で入社すると、同じタイミングで入社した同期とのつながりを持つことができます。これは、職場でのコミュニケーションや協力関係の構築に役立ちます。
情報を共有することによって、より早期のキャリアアップを掴めるかもしれません。少なくとも職場のメールで困ったときに気軽に相談できる人がいると助かります。
それでも新卒を選びたくない人への選択肢
既卒就活で苦労した筆者の主張は、『とりあえず新卒で就活にはチャレンジして欲しい』です。結果的に駄目だったとしても、結局何かをつかんで次に活かしていかなければならないからです。
それでも新卒で就活したくないという気持ちも分からなくはありません。そんな人へ就活留年という邪道を除く、3つの方法を示します。
進学
最初の方法は進学です。主に4年制大学で大学院前期課程に進学することを指します。新卒の期間を先延ばしに出来る一方、国立でも100万近くの学費と数々の単位からは逃げられません。
理学や工学系では修士が前提となることも多いので、当たり前のように進学しているかもしれません。しかし、最低2年間を学業に充てており、その分のお金が入ってきません。また、特に文系大学では就職先があまり増えず、公務員試験にしても大学生と同じ扱いを受けてしまいます。
2年間就職を避けたいからという消極的な理由ではなく、今の分野をもっと学びたいという積極的な理由が求められます。
なお、修士課程から博士課程に進学する場合、この記事が検索結果に出ている時点でおすすめできません。あの人たちは今の分野に命を賭けられる方々であり、就職先の間口も更に過酷となっています。また研究室次第ですが、終電間際まで残って研究に打ち込む人が大半です。
フリーランス
フリーランスは家から出ずに働け、時間的制約も締切しかない職業です。一見魅力的な職業ですが、なるためにはいくつかの準備が必要になります。
ビジネス計画の確保
最初に市場で需要のあるスキルを持ってなければなりません。そのために、自分が提供できるサービスやスキルを明確にする必要があります。
また、どうやって顧客に提供して収益を得るのか、道筋を立てておきましょう。提供までの方法として、
- ウェブサイトの作成
- SNSの活用
- ネットワーキングイベントの参加
- クラウドソーシングの利用
などが考えられます。
契約から請求までのスキル
フリーランスの役割はプロジェクトを受注して、役割を果たすだけではありません。クラウドソーシングで代行してくれる場合を除き、
- プロジェクトの範囲がどこまでか厳密に算出
- 支払の期限および未払い時の対応を明記した契約書の作成
- 適切な形式の請求書を作成し送付
といったスキルも求められます。
自己管理
フリーランスで最も大切な点は自己管理です。自由に時間を設計できる分孤独感を感じる場合があります。また、常に新しい情報を収集していかなければなりません。
必要なスキルの一例を下にまとめておきました。
- 時間管理
- 財務管理(マネーフォワードなどで代行可能)
- 税金の管理(大規模であれば税理士による代行も可能、簿記3級は欲しい)
- メンタルヘルスの管理
- 自分の業界に関わる新規情報の取得
- 仕事を持ってくる人間関係の確保
これらのように、フリーランスであろうとも常に勉強は欠かせません。
フリーター
就職先を変える自由度の高さなどから、フリーターへ気軽な印象を抱く人もいるかもしれません。本項目ではフリーターの3つの強みと、それでも学びが欠かせないという事実を紹介します。
時間の自由度
フリーターは自分の時間を自由に使えるため、趣味や自己啓発に時間を使うことができます。
しかし、この自由を最大限に活用するためには、時間管理のスキルが必要です。自分の時間を効率的に使うためには、計画性と自己管理能力が求められます。
職種の多様性
フリーターは様々な職種を経験することができます。これは、新しいスキルを学び、自分自身を成長させる絶好の機会です。
しかし、多様な職種を経験するためには、柔軟性と学習意欲が必要です。新しい環境に適応し、新しいスキルを習得するためには、開放的な心と積極的な姿勢が求められます。
精神的な負担の軽減
フリーターは正社員と比べて、仕事へのプレッシャーが少ないというメリットがあります。
しかし、安定した収入を得るためには、自己モチベーションを維持しなければなりません。自分自身を励まし、目標に向かって進むためには、自己励起と目標設定のスキルが求められます。
では働けない・学びたくないのなら死ぬしかないのか
働きたくない、学びたくないという気持ちは誰しも一度は抱いたことがあるかもしれません。
しかし、それは多くの人が感じる共通の心理であり、重要なのはどう処理し、どう自分の生活に活かすかです。
働かずに生きる道
まず、働かずに生きる選択肢について考えてみましょう。
この選択肢は非常に限られていますが、不可能というわけではありません。
- 財産収入:遺産を受け継いだり、不動産投資や株式投資からの収入で生活する方法です。これには初期資本とリスク管理が必要です。
- 生活保護:日本では社会福祉制度として生活保護がありますが、これは最低限の生活を営むためのものであり、自立への道を探ることが求められます。
- 自給自足の生活:田舎で自給自足の生活を送り、最低限の資金で暮らすという選択肢です。ただし、これはかなりの労力とスキルが必要です。
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学びたくないという気持ち
学びたくないという気持ちも納得できます。
しかし、学びは生涯を通じて自分自身を豊かにし、新しい可能性を広げるための手段でもあるのです。
大きな一歩から始める必要も、独りで達成する必要もありません。
友人や家族、カウンセラーなどのサポートを求め、小さな挑戦から始めるのは立派な手段です。
誰にも話せない場合は、就職エージェントにでも相談すれば、無料で就職に向けて今やるべき方針を提示してくれます。
- 興味のある分野を見つける:無理に学ぶのではなく、自分が本当に興味を持っていることについて学ぶと、自然と学びが楽しくなるケースがあります。
- 実践的な学び:座学やテスト中心の学びが苦手な場合、インターンシップやフィールドワークなど、実際に体験しながら学べる方法を取り入れてみてください。
- 休息とリフレッシュ:学びたくないと感じるのは、単に疲れているからかもしれません。適度な休息を取り、リフレッシュすることで再び学びへの意欲が湧くことがあります。
結局のところ、働きたくない、学びたくないと感じることは決して終わりを意味するわけではありません。
自分のペースで、少しずつでも前進していくことで、新しい可能性が開けていくでしょう。
まとめ:結局学びからは逃げられない。ならば好きなことを極めよう
結局、学びからは逃げられません。
新卒で就職するか、それ以外の道を選ぶかに関わらず、自己成長とスキルアップは避けて通れない道です。
だからこそ、自分が本当に好きで、情熱を持てることを見つけ、それを極めてみてはいかがでしょうか。それが最終的にあなたのキャリアを形成し、あなた自身の価値を高めることにつながります。
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最後に:卒業してからもう一度働きたくなったときのために
一度卒業して、フリーランスやフリーターになったとします。それらがどうしても自分に合わなかったときのために、既卒用の就職エージェントというものを紹介しておきます。
これらは20代の既卒や第二新卒にターゲットを置いており、未経験からでも正社員として始められる業種を紹介してくれます。相談も無料であり、サービスによっては1人当たり20時間以上かけてくれるものもあります。
この記事を見ている大学生には不要かもしれませんが、いざというときに覚えておくと助かるかもしれません。
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